彼と最初に出会ったのは、2012年のある忘年会でした。
紹介を受けた直後いつものように泥酔した僕は初対面にして最低な印象を与えていた事でしょう、、、
それから数ヶ月後、ある場所で再会を果たしました。
その時僕は友人と一緒にいた事もあり、軽い近況報告程度の会話を交わし別れました。
そしてその後何らかなキッカケで僕は@KIKFIREBOTTLEWORKSという名の彼のインスタグラムアカウントを知りました。
そこには彼が描いたであろう無数の作品がアップされていました。
更新も頻繁にされており、いつしか彼の作品をチェックする事が小さな楽しみとなり、それからは彼の素性も詳しく知らぬまま、作品をチェックする日々が続きました。
そして今年2014年の春、僕は静岡の会社を辞め実家のある千葉の市川に戻ってきました。
その数週間後、なんと"ど"ローカルな松戸駅で彼に再会したのです。
「どうしてこんなところにいるんてすか?」
「近くに引っ越して来たんだ。」
こんな事ってあるんだ。
その場で電話番号を交換し、近日お茶でもしようとだけ約束をして別れました。
その数週間後、夜中彼と会うことになりました。
僕と関口が高校時代アルバイトをしていた事でもお馴染みのファミリーレストラン。
彼のパーソナルな部分を一切知らずに、僕が作品をみて感じていた事を話すと、彼は様々なエピソードを打ち明けてくれました。
それらを知り妙に腑に落ちたのと同時に、より作品に対する興味が増幅しました。
僕はその場で彼に展示をやらないかと持ちかけました。
すると彼にもそのような構想があった事を話してくれました。
「ANAGRAで展示をやろう」
二人でそう決め、晃太朗さんにコンタクトをとりました。
続く。
daisuke